糖尿病治療薬
- 診療関連
糖尿病治療薬
看護スタッフだけでなく、
受付事務担当、栄養指導担当スタッフも一緒に糖尿病の勉強会をしました。
新しくスタッフに加わった方もいらして、基礎からみんなで勉強します。
特に今回は糖尿病治療薬について学びました。
糖尿病治療薬は経口薬と注射製剤があります。
経口剤は主に2型糖尿病の治療に用いられます。
インスリン分泌を促す薬とそれ以外のメカニズムの薬の大きく2つに分類され、
8種類あります。
注射剤はインスリン製剤とGLP―1受容体作動薬です。
インスリン製剤は主に1型糖尿病の治療に、GLP―1受容体作動薬は
2型糖尿病に用いられます。
1日1回や2回、3回 食事の前や後 就寝時、週に1回等多くの使い方があります。
たいへん複雑ですが、これにより患者さんの病態に合わせた、
そして、患者さんのライフスタイルに合わせた治療(オーダーメイド治療)を行う事ができます。
いずれも血糖値を下げる目的で用いられるため、
最も注意しなければならない事は低血糖です。
典型的な低血糖の症状は、手足の震え、発汗、動悸です。著しい空腹感を伴う事が多いです。
更に血糖が低下すると、意識消失に至ることもあり大変危険です。
下がり過ぎた血糖をあげる事で回避できますので、
早期に気づき対応することが重要です。
上記の知識があると、受付事務スタッフが待合室で具合の悪くなった患者さんへの
対応の助けになることもあります。
写真は佐賀県呼子の活イカです。
看護スタッフのひとりが帰省した折のものです。
スタッフのお父様はきっと娘さんの帰りを楽しみにされていたことと思います。
親孝行はできるうちにしないとなあ。とわが身を振り返りました。