ストレスと糖尿病
- 診療関連

ストレスと糖尿病
血糖測定器リブレを装着し日頃連続的に血糖を測定されている患者様から、
「仕事のストレスが特に強い時は、血糖値が高いままなのですね。
仕事が一段落しストレスが無くなったら普段通りの血糖値に戻りました」とお話がありました。
私たちの体は、ストレスを感じると交感神経が活発になります。
交感神経が刺激を受けると、
副腎皮質ステロイドホルモンを代表とする血糖値を上昇させるホルモンの分泌が高まるためです。
交感神経は、機能面から「闘争と逃走」ホルモンとも言われており、
生命の危機に関わる様な非常事態に速やかに対応できるように全身に作用します。
交感神経が刺激される時、最初に利用されるエネルギー源が ブドウ糖(血糖)になります。
交感神経が刺激されると臓器で血中のブドウ糖を利用できるように血糖値は高くなります。
精神的ストレスにより交感神経が強く刺激されると、個人差はありますが普段以上に血糖値が高くなっています。
良好な血糖コントロールの達成・維持のためにストレス発散はとても大切です。
皆さんは どのようにストレス発散 されているでしょうか。
私は、朝のウォーキングです。
スタッフから手作りの贈り物
癒されます😊