インフルエンザ後の肺炎
- 診療関連
糖尿病で通院中の患者様から
インフルエンザワクチンについてご質問がありました。
「接種した方が良いですか」
「接種する時期はいつが良いですか」
答えは、「摂取しましょう」「なるべく早期に」 です。
糖尿病の方は免疫力が低くなる傾向のため、インフルエンザに罹りやすいです。
更に、高齢者では、インフルエンザの後に肺炎に罹ってしまう場合も多いです。
インフルエンザウイルス感染により、
全身の抵抗力が低下してしまうことに加え、
気道粘膜が障害され、
肺へ病原菌が侵入しやすくなるからです。
最も頻度の多いのが肺炎球菌による肺炎です。
インフルエンザウイルス感染による発熱の後、
数日後に再度38度以上発熱し、
黄色や緑色の痰を伴う咳をでてきます。
悪化すると胸の痛みや息苦しさも出てきます。
予防は、
インフルエンザに罹らないために、
①手洗い・うがい・マスクの着用
②免疫力を落とさないための規則正しい生活
③糖尿病の方は良好な血糖コントロールの達成と維持
④インフルエンザワクチンの接種
肺炎球菌による肺炎に罹らないため、
⑤肺炎球菌ワクチンの接種
が大切です。
10月6日は中秋の名月
ひととき雲が晴れた夜空に輝く月がみえました。







