ブログ

抗体検査

  • 診療関連

抗体検査

 

人の体には、

細菌やウイルスなどが入ってくると,

これに抵抗してからだを守ろうとする働きがあります。

この守ろうと働く物質が抗体です。

タンパク質でできています。

 

体内で作られる抗体は5種類です。

そのうちコロナウイルスを攻撃するためにつくられる抗体が、

IgMとIgGという名前の抗体です。

ですので、IgMとIgGが体内に作られたかどうかを

知ることが重要となります。

さらにここで、

IgMは比較的早めに現れる。

IgGは遅れて現われて長期間にわたって出現し続ける。

このことから、

IgGの抗体検査が意味のあることになります。

 

クリニックでは、血液採取後の検査を

臨床検査会社の江東微生物研究所に委託しています。

毎日江東微研の担当者さんが

診療時間終了時に検体を受け取りにいらして

くださいます。

雨の日も風の日も診療日は必ずです。

クリニックはこういう方々のおかげで

成り立っているのです。

 

先日感動したことがありました。

抗体検査をどうするかについて考えていましたので、

私と看護スタッフで江東微研の吉田さんに

いくつもの質問をしました。

彼は、とても丁寧に真摯に

ひとつひとつ答えてくれました。

かなり時間を要してしまいました。

おかげさまで、すべての問題が解決できました。

いつもありがとうございます。

 

私もスタッフも抗体検査を受けています。

結果は50AU/ml以上で陽性ですが、

私は5785AU/mlでした。