糖尿病患者さんの尿の特徴:「多尿」「夜間頻尿」
- 診療関連
糖尿病患者さんの尿の特徴:「多尿」「夜間頻尿」
糖尿病患者さん(高血糖)の尿の特徴:今回は量と頻度についてお話しします。
糖尿病患者さんの尿の特徴に「多尿」「夜間頻尿」があります。
高血糖状態になると、血液中の余分な糖を尿中に排泄するようになるため、尿量が増えます。
そのため、脱水傾向になり、のどが渇きます。
のどが渇く(口渇)ため、短時間に水分を摂取するようになり、トイレに行く頻度が増えます。
「口喝・多飲・多尿」です。
高齢者では、高血糖でも口渇感を自覚し難くなっている場合があり、注意が必要です。
このような時は、脱水状態のままですので、体重が減り、皮膚が乾燥し、尿は濃くなります。
のどの渇きをお茶や水ではなく、100%果汁ジュースや清涼飲料水で潤している方は、
その中に含まれる糖分のため、更に血糖値が高くなり悪循環に至ります。
摂取した水分は、1時間から6時間かけて尿になりますので、
夕食頃から摂った水分は、就寝後の夜間に尿となるため夜間頻尿となります。
特に著しい高血糖状態の方はトイレに行く度に、口渇感のため水分を摂取することが多く、
夜間1-2時間毎にトイレに行く(夜間頻尿)ことは不眠につながります。
水分の摂り方次第ですが、夜間に2回以上トイレに行くようであれば、糖尿病の可能性があります。
ご相談ください。
今日の写真も癒しスタッフMAIさんからです。
千葉のカレー屋さんのオシャレなカレーです。
我が家は香辛料が好きでここ数年香辛料に凝ったカレーを作っていました。
先日長女と次女の会話が聞こえてきました。
長女:「アーモンドカレーが食べたい。ずっと食べてないね。」
次女:「アーモンド??バーモンドカレーよ」笑笑。
早速バーモンドカレー中辛を作りました。
美味しかったです。