グルコーススパイクとGI値
- 診療関連
グルコーススパイクとGI値
糖尿病予備群や糖尿病の患者さんは、
糖質を摂りすぎると食後に急激な血糖上昇がおこります。
グルコーススパイクと呼ばれています。
動脈硬化に至る原因と考えられており、
グルコーススパイクを起こさない食事の摂り方が求められています。
グルコーススパイクを起こさないためには、
糖質の吸収を緩徐にする食べ方と食材の選び方が重要です。
食べ方としては、よく噛んで、ゆっくり食べるが基本です。
ベジタブル ファースト!!まずは野菜から。
そして、おかず・主食の順番も大切です。
主食となる食材はGI値の低い食品を中心に選ぶと効果的です。
GI値(グリセミック・インデックス)とは、
摂取した食品が体内で糖に変わって、
血糖値が上昇するスピードを数値で表したものです。
GI値が低い=吸収が緩徐 という事です。
GI値が低い順から、( )内GI値
全粒粉パン(50)
玄米(55)、さつまいも(55)
かぼちゃ(65)
白米(84)
もち(85)
じゃがいも(90)
食パン(91)、等です。
また、調理の仕方により吸収を緩徐にする工夫があります。
油で炒めるです。
ただし、油はカロリーがとても高いので、使い過ぎは中性脂肪の悪化や体重増加につながります。
ご注意ください。
写真はサブレです。
可愛くて美味しくて、
娘たちがきゃーきゃー♪喜んでいました。