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脂質異常症 vol2

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脂質異常症 vol2

 

今日は脂質異常症のお話し2回目です。

前回LDLコレステロールと中性脂肪が高い原因と無理なく下げるポイントを

話させていただきました。

 

今回HDLコレステロールが低い原因と基準値を保つポイントをご紹介します。

低くなる原因は、食習慣、運動不足、喫煙、肥満が主ですが、

糖尿病などの基礎疾患、遺伝性、薬によるものも原因としてあります。

HDLコレステロールは動脈硬化の進行を抑える効果があることから、

善玉コレステロールと呼ばれています。

そのため基準値より低いと動脈硬化になりやすいということになり、

注意が必要です。

ここで大事なポイントはまず血液検査を受けて現状を知ることです。

職場の健診や自治体の健診などを利用されるのもよいです。

血液検査を受けることが大切です。

 

次にHDLコレステロール値を基準値に保つ高める生活習慣についてです。

生活習慣のなかでも食生活についてお話しします。

 

第一に肥満対策です。食べ過ぎないことが大切です。

肥満が進み内臓脂肪がたまると、中性脂肪が高くなりやすいです。

中性脂肪が高くなるとHDLコレステロールは減りやすくなります。

ですので前回のLDLコレステロールと中性脂肪を下げると同じですが

肉の脂身を避ける。

魚卵を含めた卵類を控える。

青魚と野菜を摂る。

さらに大豆食品を積極的に摂る。が大事です

 

今日のまとめです。

HDLコレステロール値を基準値に保つ高めるポイントは、血液検査を受ける。

そして食生活では、食べ過ぎを避ける。肉の脂身、卵類を控える。

青魚、野菜、大豆食品を摂る。です。

次回運動についてお話しします。

 

今日の写真はイタリアナポリに古くから伝わる貝殻の形のスイーツ、

スフォリアテッラです。皮がパリパリ、中にはクリーム。

脂質異常症のお話しをしましたが、たまには息抜き。

甘いものでホッと一息いれます。もちろん食べ過ぎには気をつけます。