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睡眠時無呼吸症候群 と 糖尿病

  • 診療関連

睡眠時無呼吸症候群 と 糖尿病

 

先日 睡眠時無呼吸症候群の勉強会に参加してきました。

 

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に無呼吸状態が繰り返される病気です。

 

就寝中の無呼吸に自分自身が気付くことは難しいです。

そのため治療を受ける必要のある患者さんが多数いると言われています。

その数は940万人と推定されています。

女性より男性に多く、男性の10-20%が睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。

また男女を問わず肥満の方に多いようです。

あごが小さく首が短い方もなりやすいです。

 

睡眠時無呼吸症候群になると、寝ている間に呼吸が止まるために

夜間何度も目が覚め、時に息苦しさを感じます。

睡眠の質が大幅に低下し、起床時の頭痛や日中の眠気、倦怠感、集中力の低下などがおこります。

 

睡眠の質の低下と糖尿病の発症には大きな関係があり、

睡眠時無呼吸症候群の方は糖尿病になるリスクが1.6倍になるということが報告されています。

無呼吸状態では低酸素状態に至るため、交感神経が刺激されストレスホルモンが過剰に分泌されます。

その結果、血糖値や血圧が上昇します。

更に成長ホルモンの分泌も低下し、脂肪が蓄積されやすい状態になります。

脂肪が増えると血糖値が上昇しやすいです。

 

 

ご家族から。

いびきが大きいと指摘されたことがある 

呼吸が止まっていると指摘されたことがある 

また

夜中よく目が覚める、 

起床時の頭痛や口の渇きを感じている、

日中の眠気が強い 

このような症状のある方は睡眠時無呼吸症候群の検査をご相談ください。

 

師走にはいり気忙しい日々です。

睡眠と食事に気を付けながら乗り切ります。

 

久しぶりにスタッフMaiさんの写真です。

軽井沢にての写真だそうです。

いいですねえ。

ぼーっとするのが至福のときです。と写真とともに

コメントいただきました。

こういう景色をみながらぼーっとする!

いいですねえ。