生活習慣病と腎臓
- 診療関連

生活習慣病と腎臓
腎臓はお臍よりやや上に背中側左右1つずつある大人の握りこぶし程の臓器です。
腎臓の主な機能は、血液をろ過し必要なものは再吸収、
余分な水分や塩分老廃物は尿として体外へ排泄し、
体のバランスを保つように調整しています。
生活習慣病と腎臓は深い関係があります。
腎臓の機能が悪くなると水分や塩分が十分に排泄できなくなるため、
血圧が上昇し、浮腫みが起こります。貧血や気分が悪くなる等様々な症状を起こることもあります。
腎機能の低下は、心臓の機能低下(心腎連関)に影響するとも言われており、
日頃から腎機能が悪化しないように予防しておく事が大切です。
腎臓の働きについては、血液検査と尿検査で調べることができます。
腎臓の機能を守るためには、
血圧を正常化させること、
塩分を控えること、
糖尿病の方は血糖コントロールを良好に保つことがたいへん重要です。
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