糖尿病にならないための5ヶ条
- 診療関連
糖尿病にならないための5ヶ条
1.朝食を抜かない
2.早食いしない
3.夕食後の間食をしない
4.就寝前2時間以内の食事をしない
5.肥満にならない
先日の朝日新聞に糖尿病リスクを高めてしまう食習慣の調査結果がありました。
朝食を抜いてしまうと前日の夕食から翌日の昼食までの時間が長く、
その間の活動エネルギーは主に脂肪を利用することになります。
脂肪利用により血糖値を下げるインスリンが働き難くなることが知られており、
その結果 昼食後の血糖値は高くなりやすいです(食後高血糖)。
食後高血糖は糖尿病予備軍につながります。
早食いでは咀嚼回数が少なくなるため、
食欲を抑えるホルモンが出にくくなり食べ過ぎ、体重増加につながります。
夕食後の間食や就寝前2時間以内の遅い時間の食事は、
摂取エネルギーが日中のような活動エネルギーに利用されないため、
睡眠中の高血糖に至り同様に体重増加にもつながります。
このような食習慣により、およそ1・09から1・6倍糖尿病リスクが高まります。
肥満になると約4倍糖尿病になりやすいとも言われています。
1日3食、よく噛んで、規則正しい食習慣が大切です。
私も帰宅が遅くなるので夕食がかなり遅くなってしまいます。
夕食前にプチ夕食の形で軽食を口にして、帰宅後の夕食を軽めにしています。
写真は我が家のあじさいです。