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糖尿病の食事療法にブロッコリーを活かしましょう

  • 診療関連

糖尿病の食事療法にブロッコリーを活かしましょう

 

糖尿病の食事療法は治療の基本です。

食物繊維は血糖吸収を緩徐にする効果があり、野菜を1日350g食べることが推奨されています。

食物繊維やミネラルが豊富に含まれる野菜、特に旬野菜は栄養価が高く、香りや甘みが際立っています。

ブロッコリーの旬は11月から3月頃です。

ブロッコリーに含まれる「スルフォラファン」には、

糖尿病予備軍の方の血糖値を改善する効果があると報告されています。

また血圧を下げる作用や抗酸化作用、抗がん作用、肝機能障害の改善、アレルギーによる炎症の抑制などさまざまな健康効果が期待されています。

ブロッコリーが、新たに農林水産省の「指定野菜」に加わることが決まりました。

指定野菜とは、消費量が多く、国民の生活にとって重要な野菜として国が位置づけるものです。

これまでにキャベツ・レタス・ダイコン・ハクサイ・ニンジン・トマト・タマネギなど14品目が指定されており、

今回ブロッコリーが仲間入りしました。

我が家はブロッコリー大好きです。

塩茹でし味付けなしで美味しくいただいています。

ぜひ、毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

写真は新潟県村上市の笹川流れです。

娘が送ってきました。

驚くほど透明度の高い海だったと教えてくれました。日本百景のひとつだそうです。